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7月, 2021の投稿を表示しています

[PowerShell] "True"や"False"文字列をBooleanに

CSVとかにBoolean型の値を出力すると文字列として”True”や”False”が出力されるので、それを再度インポートしようとすると型が異なるのでエラーになったりします。 文字列なtrue/falseをBooleanやbool型に戻してインポートしましょう。 $HiddenFromAddressListsEnabled = [System.Convert]::ToBoolean($eachline.HiddenFromAddressListsEnabled) Exchangeでアドレス帳への表示・非表示を制御するBooleanなプロパティHiddenFromAddressListsEnabledに出力したCSVから下記戻すようなときの例。 引用・参考: Powershell – Setting Boolean value imported via CSV – Learn Tech Future

AADCを今すぐ同期したい

Azure AD Connect (AADC) サーバーを利用してオンプレミスのオブジェクトをAAD (365) に同期している環境の場合、既定で30分に一回の同期 (AADC -> AAD) が行われますが、いますぐ同期したいときはAADCサーバー上でこちらを実行。 Start-ADSyncSyncCycle -PolicyType Delta 大きな変更を行っていない限り通常差分同期が30分に一回行われるので、それを上記cmdletにより手動実行できます。 参考・引用: PowerShell Basics: How to Force AzureAD Connect to Sync (microsoft.com)

[Exchange Online] メールボックスがどのジオにあるか確認

Multi Geo環境なExchange Onlineメールボックスの場所 Multi Geoが有効なMicrosoft365テナントだと、Exchange Onlineのメールボックスをどのリージョン(Geo)のデータセンターに配置するかユーザー単位で指定できます。 これはAADユーザーのPreferredDataLocation (通称PDL) にリージョンを表すアルファベット3文字を指定する(EURとかJPNとかNAM)ことで実現でき、別のリージョンに移動させるときも同様の方法です。 ただPDLを編集してから実際にいつメールボックスが移動されるかはコントロールできないので今どのジオにメールボックスがあるのか確認する必要が出てくる場合もあります。 その場合は以下のように確認。 cmdlet 構文: Get-Mailbox -Identity <MailboxIdentity> | Format-List Database,MailboxRegion* 例: Get-Mailbox -Identity chris@contoso.onmicrosoft.com | Format-List Database, MailboxRegion* 実行結果 Database : EURPR03DG077-db007MailboxRegion : EURMailboxRegionLastUpdateTime : 2/6/2018 8:21:01 PM Databaseプロパティが実際のMDB名で、先頭3文字がリージョンを表す。 MailboxRegionがPDLに設定してある管理者が指定したリージョン。 MailboxRegionLastUpdateTimeが最後にリージョン(Geo)情報が更新された年月日。 参考・引用 Administering Exchange Online mailboxes in a multi-geo environment – Microsoft 365 Enterprise | Microsoft Docs