メールボックスを触るAADアプリのスコープを定義する
全メールボックスに対して権限を持たせたくない
Exchange Onlineのメールボックスに対して権限を持つ、AAD Applicationを委任ではなくApplication権限で作成すると、そのままでは組織内の全メールボックスに対して権限を持つことになります。
意図してそういていれば問題はないですが、実際は一部のメールボックスだけ触れればいいケースもあり、そういった場合は当然権限の範囲をスコーピングして、定義したメールボックスだけ触れるようにしたいです。
そのための方法がApplication Access Policyの設定、Exchange Online PowerShellモジュールが要ります。
Application Access Policy cmdlet
新規作成:
New-ApplicationAccessPolicy -AppId e7e4dbfc-046f-4074-9b3b-2ae8f144f59b -PolicyScopeGroupId EvenUsers@contoso.com -AccessRight RestrictAccess -Description "Restrict this app to members of distribution group EvenUsers."
スコープを設定するためのDLが必要になります。
テスト:
Test-ApplicationAccessPolicy -Identity user1@contoso.com -AppId e7e4dbfc-046-4074-9b3b-2ae8f144f59b
コメント
コメントを投稿