Microsoft 365 Copilotノートブック 概要メモ

Microsoft365 Copilot ノートブックの使用メモ

概要:トピックに関連する情報をまとめてCopilotに聞ける

  • 自分で必要な資料やリンクをまとめ(まとめたものが Copilot ノートブック)、その中からCopilotに情報を引き出してもらったり分析してもらうことができる機能
  • 作成したノートブック用いたCopilot Chatの履歴を保存してくれるため、テーマに沿ったチャット履歴になる
  • M365 CopilotとOneDriveが使えるライセンスが必要
  • コンシューマー用MSAでは利用不可

作成から利用までの流れ:簡単


  • ノートブックの作成
  • 参照元の追加
    • 資料のアップロード、リンクの追加、新規にNote (Loop Page) を作成することも可能
    • 20個以上の参照元を追加できるが、グラウンディングの対象になるのは最初の20個
      • 21個目からの参照元は多分人がクリックして見る
      • ファイル:.docx, .pptx, .xlsx, .pdf, .loop, OneNoteのページが対象
      • リンク:M365のアドレスが対象。yahoo.comなど普通のWebアドレスは追加できない。
  • Copilotがどのように回答するかを定義するCopilot Instructionsの追加
    • 例:Always respond in Spanish and bullet points. Make sure to account for branding colors, grey 500 and orange 280. The client prefers their name written in lower case. Write out numbers in words rather than numerals.
  • Chatしてみる
    • 例:Summarize all the information I've collected on the U.S. eBike market.
    • 日本語でもOK

Audio Overview:読むのはめんどいのでありかもしれない

  • WordやOneNoteのページが最低一つあると、Audio Overviewを作ってくれる。
    • 試しに設計書を2部参照させて作成したノートブックは男女が対話形式で参照元の情報のサマリーを12分で話していた
  • 但し現在インプットもアウトプット英語のみ
  • 初回作成に数分かかるが、以後はPlay押すとすぐ再生できる
  • 参照元を追加した場合は一旦Audio Overviewを削除して再作成する必要がある
  • 生成されたAudio Overviewのダウンロードなどはできない模様

Chat:まとまる

  • 過去のChatはノートブック単位でまとまる。
  • ChatはiOSやAndroidのM365 Copilotアプリから継続できる。
  • 但し新規にChatするのはモバイルからは2025/6現在できない。

まとめ:普通のCopilot ChatやSharePointエージェントと比べて何が良いのか

  • Loopページ、ファイル、SharePointサイトなど色々まとめて一つのCopilot ノートブックにできる
    • 毎回必要なファイルをアップロードしなくてよい
    • リンクをノートブックに参照させる形式なので、ローカルコピーを編集しない限りは常に最新の情報でCopilotに聞ける
    • 新しい参照元があればそれを随時追加できる
  • チャット履歴をまとめられる
  • Audio Overview

今後:近日OneNoteと統合予定

  • OneNoteからCopilot ノートブックがそのまま開けるっぽい
  • 参照元としてはページ単位のみ。OneNoteのノートブックやセクションは現在追加できない。

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