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Teamsでオフライン時に送信したメッセージをキューしてくれるみたい

Teams Desktop and Browser Clients Get Offline Sending Capability – Office 365 for IT Pros (office365itpros.com) Teamsでオフライン時に送信したメッセージを24時間キューイングしてくれて、オンラインになった時点で送信してくれる機能がリリースされるようです。もうされてるのかな。 会議の作成とかその他はオフライン時にできず、あくまでメッセージだけのようですね。 ないよりは良い機能ですね。

Exchange OnlineへのEWSで権限の範囲を定義できるようになったみたい

Application Access Policy Support in EWS – Microsoft Tech Community システムで動かすアカウント等からEXOへEWS接続させる時に悩ましいのが、権限の対象を制限できないことでした。 メールボックスに対するフルアクセスをシステム利用ユーザーに対してだけ権限が必要なのに、関係ないその他全員にまで権限が及んでしまいます。 これがなんと制限できるようになったみたいです。Microsoft的にはGraph APIを用いたアクセスに移行させたいようなので、EWS周りはもう何も起こらないと思っていたいのですがこの要望は結構強かったのかもしれませんね。

Exchange Server 2016にKB適用後Exchange管理センターが開けなくなった

KB適用後ECPにログインしたら・・ KB4593465 (CU17用)をExchange2016に適用後、Exchange管理センター(admin center)にログインすると以下のエラーが出るようになりました。 対処 以下の対処を該当サーバー上で行うことで解消しました。 参考: https://social.technet.microsoft.com/Forums/en-US/7c36836c-0223-4bfe-8a36-24db8a021507/error-in-ecp-and-owa-after-update IISマネージャーを開き サイト -> Exchange Back End -> ecpを選択し、[アプリケーションの設定]を開く BinSearchFoldersの値に以下のように%ExchangeInstallDir%が含まれており解決できないのがエラーの原因になっているので、 %ExchangeInstallDir%bin;%ExchangeInstallDir%bin\CmdletExtensionAgents;%ExchangeInstallDir%ClientAccess\Owa\bin こうなっていたらこれを、 C:\Program Files\Microsoft\Exchange Server\V15\bin;C:\Program Files\Microsoft\Exchange Server\V15\bin\CmdletExtensionAgents;C:\Program Files\Microsoft\Exchange Server\V15\ClientAccess\Owa\bin と、こう直す。 環境変数の追加でもいけるかもしれません。 OWA, ECPフォルダーにあるweb.configファイル内も同様に%ExchangeInstallDir%があった場合C:\Program Files\Microsoft\Exchange Server\V15\に置換する。 OWAフォルダー:C:\Program Files\Microsoft\Exchange Server\V15\ClientAccess\Owa ECPフォルダー:C:\Program Files\Microsoft\Exchange Server\V15...

Teamsから承認依頼が出せるようになりました

Approvals in Microsoft Teams, Now Generally Available – Microsoft Tech Community Teamsから承認依頼を簡単に出せるアプリApprovalsが追加されました。 承認依頼・承諾の履歴も一元的に見られるので、休暇の事前連絡などチーム内で簡易的な承認が必要なやり取りにはすぐ使えそうですね。

[Exchange] 会議室の予定が主催者の名前になってしまうのが嫌な場合

Teams Roomsシステムとかで使ったり ExchangeやExchange Online上でリソースメールボックスを作り、会議室としてユーザーにOutlookやOWAから予約させたり予定を確認してもらうことがあります。Teams Roomsシステムなど、Teamsと連携した会議室システムの導入も増えてリソースメールボックスの作成も増えてるかもしれません。 Microsoft Teams Rooms 主催者の名前じゃなくて会議のSubject(タイトル)を見せたい デフォルトでリソースメールボックスの予定表は、予約された会議のSubject(タイトル)ではなく、予約者の表示名になります。 これは会議室を確認・予約しようとするユーザーが不特定多数いる場合を考えると、センシティブであったりショッキングな会議タイトルを秘匿できるので有用な設定です。 (”人員削減計画会議”とか”A社買収の計画について”とか見せたくないと思うので) しかし場合によっては予約者ではなく会議のタイトルが見える方がありがたい場合もあります。 そうした場合は会議室であるリソースメールボックスの以下の設定をを変更します。リソースメールボックスとして他にも設定しそうなパラメーターと共に紹介します。 Cmdlet Set-CalendarProcessing <リソースメールボックスの名前> Parameter -BookingWindowInDays 何日後の予定まで予約可能か -MaximumDurationInMinutes 1会議の最長時間を分で -AutomateProcessing 予約を自動で承諾、処理するか 選択肢はNone, AutoUpdate, AutoAccept オンプレミスかExchange Onlineか、GUIかPowerShellでデフォルト値が異なるようです。 -DeleteSubject 予約のSubject(タイトル)を削除するか この値がデフォルトTrueなので作ったまんまだと会議のタイトルはリソースメールボックス上の予定には表示されません。 -AddOrganizerToSubject 予約者の表示名を予約のSubject(タイトル)に追加するか この値がデフォルトTrueなので予約のタイトルには予約...

[Teams] 会議に電話参加した際に名前と電話番号が読み上げられるのをやめたい

誰かが話しているときに連続で来られると結構うざい Teams会議に電話から参加/退出すると、デフォルトの設定では電話参加者の名前(参加時に録音したやつ)と電話番号が読み上げられます。 これが誰かが話しているときに連続で流れると話が結構の間中断してしまいます。 この機能自体はよく知らない人が勝手に参加しても気付けるように、だと思いますが、ロビー機能を有効にしておけばどの道勝手には入られないのでうるさいだけかも。 この読み上げ機能はテナント(管理者側)でOFFにすることが可能です。 Teams会議に電話参加/退出した際に名前と電話番号が流れるのを一律やめる 手順: https://docs.microsoft.com/en-us/microsoftteams/turn-on-or-off-entry-and-exit-announcements-for-meetings-in-teams 選択肢: 名前と電話番号読み上げ お知らせの音のみ 全部なし 上記の選択肢からの選択です。 前述の通りロビー機能を使っているなら「全部なし」でいいんじゃないかなー。

Microsoft 365へのネットワーク接続性・パフォーマンステストツール

Microsoft 365への接続が効率的な状態かどうか Microsoft 365はクラウドサービスなので、クライアントからインターネットへの通信、特に365側で必要となる通信が正しく行われているかはユーザーにとって365が快適に使えるかどうかに大きく関わります。 しかしながら企業内のネットワーク環境はファイアーウォールやらプロキシサーバーやらVPNやらがあるため、本当に必要な通信ができているのか、効率的なアクセスになっているのかを知るのは結構面倒だったりします。 そういったMicrosoft 365へのネットワークアクセスの状態とパフォーマンスをユーザー側、管理者側双方から確認できるツールがプレビュー版としてリリースされています。 https://techcommunity.microsoft.com/t5/microsoft-365-blog/network-connectivity-in-the-microsoft-365-admin-center-preview/ba-p/1696648 ユーザーサイド ユーザーとして自身の端末からMicrosoft 365へのアクセスの状態をテストできるツールが以下のWebサイトです。 https://connectivity.office.com/ 自分のロケーションやネットワーク設定の情報、EXO・SPO・Teams利用のネットワークパフォーマンステストなどが行え、結果に応じて各項目が快適かそうでないかが分かります。 Microsoft 365に必須となるURLやIPをこちらで確認・用意しなくて良いだけでかなり助かります。ネットワーク構成変更後のテストやユーザーに実施してもらいトラブルシュートの情報として使うことができそうです。 管理者サイド Microsoft 365 admin centerから、Health – Network Connectivityと辿る場所にあります。初回は有効化するボタンを押す必要があり、情報が集まり解析されるまでに時間が少し必要です。 こちらは管理者向けとして、各地のユーザーからのネットワークパフォーマンスがどういう状態かを世界地図にプロットし可視化してくれるようです。これは先程のユーザーサイドのConnectivity Testよりも大きな単位でどの地域や拠点でネットワーク...