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[PowerShell] "True"や"False"文字列をBooleanに

CSVとかにBoolean型の値を出力すると文字列として”True”や”False”が出力されるので、それを再度インポートしようとすると型が異なるのでエラーになったりします。 文字列なtrue/falseをBooleanやbool型に戻してインポートしましょう。 $HiddenFromAddressListsEnabled = [System.Convert]::ToBoolean($eachline.HiddenFromAddressListsEnabled) Exchangeでアドレス帳への表示・非表示を制御するBooleanなプロパティHiddenFromAddressListsEnabledに出力したCSVから下記戻すようなときの例。 引用・参考: Powershell – Setting Boolean value imported via CSV – Learn Tech Future

AADCを今すぐ同期したい

Azure AD Connect (AADC) サーバーを利用してオンプレミスのオブジェクトをAAD (365) に同期している環境の場合、既定で30分に一回の同期 (AADC -> AAD) が行われますが、いますぐ同期したいときはAADCサーバー上でこちらを実行。 Start-ADSyncSyncCycle -PolicyType Delta 大きな変更を行っていない限り通常差分同期が30分に一回行われるので、それを上記cmdletにより手動実行できます。 参考・引用: PowerShell Basics: How to Force AzureAD Connect to Sync (microsoft.com)

[Exchange Online] メールボックスがどのジオにあるか確認

Multi Geo環境なExchange Onlineメールボックスの場所 Multi Geoが有効なMicrosoft365テナントだと、Exchange Onlineのメールボックスをどのリージョン(Geo)のデータセンターに配置するかユーザー単位で指定できます。 これはAADユーザーのPreferredDataLocation (通称PDL) にリージョンを表すアルファベット3文字を指定する(EURとかJPNとかNAM)ことで実現でき、別のリージョンに移動させるときも同様の方法です。 ただPDLを編集してから実際にいつメールボックスが移動されるかはコントロールできないので今どのジオにメールボックスがあるのか確認する必要が出てくる場合もあります。 その場合は以下のように確認。 cmdlet 構文: Get-Mailbox -Identity <MailboxIdentity> | Format-List Database,MailboxRegion* 例: Get-Mailbox -Identity chris@contoso.onmicrosoft.com | Format-List Database, MailboxRegion* 実行結果 Database : EURPR03DG077-db007MailboxRegion : EURMailboxRegionLastUpdateTime : 2/6/2018 8:21:01 PM Databaseプロパティが実際のMDB名で、先頭3文字がリージョンを表す。 MailboxRegionがPDLに設定してある管理者が指定したリージョン。 MailboxRegionLastUpdateTimeが最後にリージョン(Geo)情報が更新された年月日。 参考・引用 Administering Exchange Online mailboxes in a multi-geo environment – Microsoft 365 Enterprise | Microsoft Docs

Self Service Purchaseさせたくない

ユーザーが勝手にライセンス買っちゃう 365のライセンスは通常組織が購入したものを管理者が各ユーザーに割り当てますが、一部ユーザーが自分で購入できるもの(Self Service Purchase対象ライセンス)があり、不定期に増えています。 今回2021/4/19から”PowerAutomate RPA”と”PowerBI (Premium)”が追加となるとのことなので、ユーザーに許可したくない場合は前もって禁止に設定しておきましょう。 Use AllowSelfServicePurchase for the MSCommerce PowerShell module | Microsoft Docs Cmdlet まず繋ぐ。 Connect-MSCommerce SelfServicePurchaseが有効になっているプロダクトをこれで確認。 Get-MSCommerceProductPolicies -PolicyId AllowSelfServicePurchase Enableになってるやつを無効化。 Get-MSCommerceProductPolicies -PolicyId AllowSelfServicePurchase |?{$_.PolicyValue -eq 'Enabled'}|%{Update-MSCommerceProductPolicy -ProductId $_.ProductId -PolicyId $_.PolicyId -Value "Disabled"}

Teamsでユーザーが退職した後チャットや投稿がどうなるか

ユーザーの退職(削除)後もチャネルへの投稿に加えてプライベートチャットも残る(他の人から見える)ようですね。 Microsoft Teams: What happens to a terminated employee and their conversation history? | Microsoft Docs

Teamsでオフライン時に送信したメッセージをキューしてくれるみたい

Teams Desktop and Browser Clients Get Offline Sending Capability – Office 365 for IT Pros (office365itpros.com) Teamsでオフライン時に送信したメッセージを24時間キューイングしてくれて、オンラインになった時点で送信してくれる機能がリリースされるようです。もうされてるのかな。 会議の作成とかその他はオフライン時にできず、あくまでメッセージだけのようですね。 ないよりは良い機能ですね。

Exchange OnlineへのEWSで権限の範囲を定義できるようになったみたい

Application Access Policy Support in EWS – Microsoft Tech Community システムで動かすアカウント等からEXOへEWS接続させる時に悩ましいのが、権限の対象を制限できないことでした。 メールボックスに対するフルアクセスをシステム利用ユーザーに対してだけ権限が必要なのに、関係ないその他全員にまで権限が及んでしまいます。 これがなんと制限できるようになったみたいです。Microsoft的にはGraph APIを用いたアクセスに移行させたいようなので、EWS周りはもう何も起こらないと思っていたいのですがこの要望は結構強かったのかもしれませんね。