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Microsoft製品のエラーメッセージ原文を検索する

現地語のエラーメッセージを送られてきて内容が分からないときとかに Microsoft系製品のエラーメッセージをインターネットで検索するときに日本語よりも英語の方がヒットする件数が当然多いので、日本語のエラーメッセージを検索してもあまり有用な情報が出てこない場合は、以下サイトからそのメッセージの原文を検索できます。 ローカライズされたエラー メッセージの検索 – Microsoft | ランゲージ ポータル 日本語から英語だけでなく、ローカル言語->日本語とかもできる(文字がコピーできれば)はずです。

[EXO] 同期済み移行バッチから個別に何個か別バッチに移したい

何個かだけ原因がよくわからないけど失敗する、けど他の同期済みメールボックスはとりあえず先に移行させたいとき、とか Exchange Sever – Exchange OnlineでHybrid構成をとっていると、オンプレミスからオンラインへのメールボックス移行はしばしば必要になりますし、移行過渡期だからHybrid構成であることも多いと思います。 メールボックスをオンプレミスからオンラインへ移行する際は移行バッチを作成し、そこに多くのメールボックスを含めて移行させることが多いです。 その際、例えば100メールボックス入った移行バッチのうち2個だけが原因がよくわからないエラーが繰り返し起こり、”同期済み”の状態にならないとします。 移行バッチを完了させるためにはそこに含まれるメールボックスがすべて”同期済み”になっている必要がある ため、この状態だといつまで経っても100メールボックスの移行を完了させることができません。 エラーの発生している2メールボックスだけバッチから削除しても良いのですが、そうするとその2つのメールボックスを移行するためには0からメールボックスの同期を行う必要があるため、サイズによっては結構な時間がかかります。 そんなときに使えそうなエラーの発生している2メールボックスだけを、アイテム同期のステータスはそのままに別のバッチに移す方法があり、以下のサイトに記載されています。 The 100 migration batches limit and how to not run into it – Microsoft Tech Community New-MigrationBatch -Name CompletionABC -UserIds EmailAddressOfUserA, EmailAddressOfUserB, EmailAddressOfUserC -DisableOnCopy -AutoStart New-MigrationBatchのオプションで既に他の移行バッチに含まれている移動要求を、新規移行バッチに移す New-MigrationBatch (ExchangePowerShell) | Microsoft Docs メールボックスを移す新規移行バッチ名が...

[PowerShell] "True"や"False"文字列をBooleanに

CSVとかにBoolean型の値を出力すると文字列として”True”や”False”が出力されるので、それを再度インポートしようとすると型が異なるのでエラーになったりします。 文字列なtrue/falseをBooleanやbool型に戻してインポートしましょう。 $HiddenFromAddressListsEnabled = [System.Convert]::ToBoolean($eachline.HiddenFromAddressListsEnabled) Exchangeでアドレス帳への表示・非表示を制御するBooleanなプロパティHiddenFromAddressListsEnabledに出力したCSVから下記戻すようなときの例。 引用・参考: Powershell – Setting Boolean value imported via CSV – Learn Tech Future

AADCを今すぐ同期したい

Azure AD Connect (AADC) サーバーを利用してオンプレミスのオブジェクトをAAD (365) に同期している環境の場合、既定で30分に一回の同期 (AADC -> AAD) が行われますが、いますぐ同期したいときはAADCサーバー上でこちらを実行。 Start-ADSyncSyncCycle -PolicyType Delta 大きな変更を行っていない限り通常差分同期が30分に一回行われるので、それを上記cmdletにより手動実行できます。 参考・引用: PowerShell Basics: How to Force AzureAD Connect to Sync (microsoft.com)

[Exchange Online] メールボックスがどのジオにあるか確認

Multi Geo環境なExchange Onlineメールボックスの場所 Multi Geoが有効なMicrosoft365テナントだと、Exchange Onlineのメールボックスをどのリージョン(Geo)のデータセンターに配置するかユーザー単位で指定できます。 これはAADユーザーのPreferredDataLocation (通称PDL) にリージョンを表すアルファベット3文字を指定する(EURとかJPNとかNAM)ことで実現でき、別のリージョンに移動させるときも同様の方法です。 ただPDLを編集してから実際にいつメールボックスが移動されるかはコントロールできないので今どのジオにメールボックスがあるのか確認する必要が出てくる場合もあります。 その場合は以下のように確認。 cmdlet 構文: Get-Mailbox -Identity <MailboxIdentity> | Format-List Database,MailboxRegion* 例: Get-Mailbox -Identity chris@contoso.onmicrosoft.com | Format-List Database, MailboxRegion* 実行結果 Database : EURPR03DG077-db007MailboxRegion : EURMailboxRegionLastUpdateTime : 2/6/2018 8:21:01 PM Databaseプロパティが実際のMDB名で、先頭3文字がリージョンを表す。 MailboxRegionがPDLに設定してある管理者が指定したリージョン。 MailboxRegionLastUpdateTimeが最後にリージョン(Geo)情報が更新された年月日。 参考・引用 Administering Exchange Online mailboxes in a multi-geo environment – Microsoft 365 Enterprise | Microsoft Docs

Self Service Purchaseさせたくない

ユーザーが勝手にライセンス買っちゃう 365のライセンスは通常組織が購入したものを管理者が各ユーザーに割り当てますが、一部ユーザーが自分で購入できるもの(Self Service Purchase対象ライセンス)があり、不定期に増えています。 今回2021/4/19から”PowerAutomate RPA”と”PowerBI (Premium)”が追加となるとのことなので、ユーザーに許可したくない場合は前もって禁止に設定しておきましょう。 Use AllowSelfServicePurchase for the MSCommerce PowerShell module | Microsoft Docs Cmdlet まず繋ぐ。 Connect-MSCommerce SelfServicePurchaseが有効になっているプロダクトをこれで確認。 Get-MSCommerceProductPolicies -PolicyId AllowSelfServicePurchase Enableになってるやつを無効化。 Get-MSCommerceProductPolicies -PolicyId AllowSelfServicePurchase |?{$_.PolicyValue -eq 'Enabled'}|%{Update-MSCommerceProductPolicy -ProductId $_.ProductId -PolicyId $_.PolicyId -Value "Disabled"}

Teamsでユーザーが退職した後チャットや投稿がどうなるか

ユーザーの退職(削除)後もチャネルへの投稿に加えてプライベートチャットも残る(他の人から見える)ようですね。 Microsoft Teams: What happens to a terminated employee and their conversation history? | Microsoft Docs